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つ ぶ や き


 ここでは私達の仲間内で出た意見を箇条書きにさせていただきました。

◆私達が柔整学校に入学した当時は、現在のように柔整学校がたくさんあったわけではなく、入学するのが難しく、裏口入学が当たり前のように行われていました。今考えるとおかしな話なのですが、裏口入学が当時あんまり普通に行われていたものですから、私などは私立の専門学校というのは、コネや金を使って入学することが不正なことだという疑問が起こりませんでした。2クラス合同授業もそうですが不正もあんまり普通に行われていると疑念や疑問すら起こらなくなります。接骨(整骨)師の不正請求等の不正がなかなかなくならないのは、接骨(整骨)師養成学校である柔整学校でこういった不正が当たり前のように行われていたことも一因だと思います。近年、柔整学校が大幅に増えたおかげで裏口入学の必要がなくなり、入学を希望する受験生に公正に機会が与えられるようになったことは非常にいいことだと思います。今どき金を払って柔整学校に裏口入学するようなバカもいないでしょう。これだけみても柔整学校が増えたメリットは大きなものです。

◆役人にも腹が立ちます。東京都の場合には、多くの柔整学校や鍼灸(あマ指)学校で長年堂々と行われてきた不正を隔年視察していながらその不正を見逃してきたのです。私達の母校の場合には(私達の一人がたまたまそのときの視察の様子を見ていたのですが)、普段合同授業が行われている教室を放課後、教室中央に仕切り壁を作って即席で1つの教室を2教室に分割し、その分割された教室を役人に視察させていました。これでは視察の意味がありません。税金の無駄使いとしか言いようがありません。しかも視察の後にはタクシー2台に分乗して接待場にむかいました。このときタクシーに乗り込むときの櫻井校長先生の顔を私達の1人は今も覚えていますが、少しは後ろめたかったのでしょうか、妙にニヤニヤしていたそうです。確か平成6年前後のときのことだったそうです。だいたい役人が学校を視察にくるのに放課後の学校を視察してどの程度意味があるのでしょうか。どうせ税金を使って視察にくるのなら普段の授業状態を見て、適正に授業が行われているのか否かを見てもらいたいものです。長年多くの医療専門学校で不正が続いているところをみると、役人は不正を意図的に見ないようにしているのでしょうが、何とかしてもらいたいものです。やはり長年にわたる東京都職員の不正に協力的な対応は賄賂をもらっているからでしょうか?

◆専門基礎分野科目である「関係法規」と、基礎分野(教養)科目である「法学」の不正授業は特に許し難いものです。「関係法規」と「法学」の先生は、違法授業を行いながら、口では法律を守ることの重要性を講義しているわけです。これでは言動不一致と言わざるえません。「法学」は基礎分野科目における必修科目ではありませんので、学校によっては「法学」の授業を行っていない学校もあります。しかし、現在不正授業を行っている医療専門学校において、特に「関係法規」と「法学」の講義をしている先生の神経は疑いたくなります。ちなみに、当時花田学園で私達に法学を不正授業で講義していた講師の名前は「小野義秀」先生 でした。この講師の先生は、刑務所関係の公務をしていたそうです。著書には「監獄(刑務所)運営120年の歴史−明治・大正・昭和の行刑−」などがあります。まさか刑務所関係の仕事をしていたような人間がよりによって教育に係るような不正に加担していたとは世も末です。

◆2クラス合同授業を行っていた学校は不正な欠陥授業を提供した卒業生に対して授業料を何割か返還するべきだと思います。特に違法授業を行って国家試験に落第させてしまった生徒には、謝罪をして授業料を全額返還するだけでなく慰謝料も支払うべきです。学校が違法な欠陥授業を行って生徒の貴重な3年間の年月を無駄にさせてしまったわけだから当然のことではないでしょうか。違法な欠陥授業を行っていた学校は、生徒が国家試験に落第したのを生徒の怠慢のせいにはできないはずです。 弁護士さんの話でも、「2クラス合同授業は、明らかに経費の不正削減を目的としたものであり、高校の未履修問題よりずっと悪質で重大な問題である。違法な欠陥授業を恒常的に行っていた学校は、もし国家試験に落第した生徒に裁判に訴えられたなら、多額の賠償金を支払わなければならないだろう」と、いうことでした。もっとも、「実際には、もし裁判に訴えられたら、その学校は不正を行っていたことが(裁判記録に残り)公式に明らかになるだけでなく、社会的な信用も落ちるうえに、二度と違法な欠陥授業を行うことができなくなるばかりでなく補助金の支給停止や返還も考えられるため、何としても、たとえ多額の示談金を支払ってでも裁判には持ち込ませないだろう」と、いうことでした。もしお金がなくて困っている卒業生の方がいましたら、一度弁護士さんに相談してみることをお勧めいたします。別に国試に落第していなくても裁判をおこすことは十分に可能だそうです。

◆私達の母校(渋谷区にある花田学園日本柔道整復専門学校)の櫻井康司校長先生は、厚生省(厚労省)に学校の不正を改めてくれるように陳情にいった生徒を精神病患者にしたててまでして、長年行ってきた不正の発覚を隠ぺいしようと画策したのは紛れもない事実です。医療教育の場で、このような医療教育とは対極にあることが医療教育者によって行われたのです。当時、彼は何も悪いことをしていないのに、櫻井校長の仕打ちにたいへんなショックを受けていました。今回2クラス合同授業を再開したのもこの校長先生です。
 櫻井校長先生は生徒に嘘をついてまでして不正を正当化したり、あるいは不正是正を厚生省(現厚労省)に陳情にいった生徒を精神病患者に仕立ててまでしても不正を続けるという教育者として最低最悪な人間です。教育者として最低限必要な良識や徳を全く備えていません。
 たとえ肩書きがいかにりっぱであったとしても、このような人間が生徒にどんなに偉そうなことをしゃべったとしても何の説得力もありません。逆に反感を買うだけです。実際に櫻井校長は生徒からの評判が悪く、当方にも櫻井校長の悪口メールが時々届いています。
 そういえば、このような櫻井校長が理事長でもある花田学園が経営する東京有明医療大学では不正は行われていないのでしょうか? このHPを見た皆様はどう思われるでしょうか?
 私達は、花田学園で不正であろうが手段を選ばず何としてでも金儲けをするということを印象強く学びました。万が一、保険請求などの問題で当局に指導を受けそうになった場合には、「自分が卒業した養成学校では長年不正な経費削減を続けていて、実際にそういう教育を学校で身を持って教えてもらってきたのに、そのような学校の不正は野放しのままで自分が指導を受けるのは納得できない」と言ってやるつもりでいます。後日談ですが、実際にこの方法でお咎め無しになった柔整開業者の方もいたようです。(さらに後日談ですが、この方法はかなり有効のようです。全国の方より「助かった」、「効果が大きかった」というメールが多数届いています。) 結局のところ当局も養成学校の不正を分かっているので、極力この問題には関わりたくなく穏便に済ませたいのが本心のようです。
 単に一介の医療教育者というのではなく医療専門学校の校長という職にある人間が、人の心の痛みが分からず、法律を遵守する気持ちも無く、不正であろうが金儲けを続けるためには手段を選ばない、ヤクザと変わらない人間なのです。
 ・・・・・これが医療専門学校による医療教育の現状です。

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